押尾コータローが高校3年生の時、師匠の中川イサト氏に神戸の楽器店 HIRO CORPORATION へ連れて行かれ、師匠の勧めで購入。GREVEN D を手に入れるまではこのギター1本だけで演奏活動を行なっていた。見てのとおり相当使い込まれており何度も修理した形跡が残っている。
アルバム『COLOR of LIFE』制作時点でのメインギター。『Big Blue Ocean』『YELLOW SUNSHINE』『Indigo Love』『グリーンスリーブス』『PINK CANDY』『Purple Highway』のレコーディングで使用。コータロー本人が非常に大切にしているギターで、今後はレコーディングでのみ使用予定とのこと。
GREVEN D Herringbone (SN:1097) のサブとしてほぼ同時期のDタイプを手に入れたのがこれ。ライブではもっぱらこちらが活躍している。
ライブで活躍中のカッタウェイタイプの GREVEN。
「ドラマティック・ライブ」の頃、「プロローグ」「風の詩」「約束」「ずっと…」といったバラード系の曲で主として使用されていた。最近はあまりお目にかからない?
ライブで MARTIN を使う場合はこれ。2007年のツアーでは『PINK CANDY』でもこれを使用。
ロングサドル、そしてヘッドのエッジが丸く仕上げられているのが特徴。
64年製は深みがあって優しい音が出る。それに対して、GEは復刻モデルだけど、まだ新品というイメージがあってガッツがある若々しい感じ。やっぱり64年製の方が安定してますね。
その非常に味わい深い枯れた音質が素朴な切なさを感じさせる。『Red Shoes Dance』『セピア色の写真』ではこのギターが使用される。
1920年代後半〜30年代初頭に製作された12fジョイント・スモール・ボディ。オール・マホガニーのボディと、ヘッドの "The Gibson" ロゴが特徴。当時のギブソンではさまざまなスペックのモデルが存在し、L-1 もしくは L-0 の可能性もある。
メジャーファーストアルバム『STARTING POINT』の表ジャケットの裏面に掲載されているギター。「ドラマティック・ライブ」では「黄昏」で使用されていた。
アルバム『Nature Spirit』から導入された。1950年代に生産されていたオールドギター。『ノスタルジア』『Hangover』『IN MY LIFE』で使用。
Scale Length が 19.1" というショートスケールの可愛いギター。"High-A" チューニングでの演奏が想定されている。メジャーセカンドアルバム『DRAMATIC』の5曲目『カノン』で使用された。
TACOMA の「バリトンギター」。Scale Length が通常のドレッドノートタイプ (25.4") に対して 29" と長く、"Low-B" チューニングでの演奏が想定されている。
愛媛・松山のルシアー亀岡隆之氏が製作したギター。2007年のツアーでは『グリーンスリーブス』『あの夏の白い雲』『Indigo Love』『桜・咲くころ』といった楽曲で使用されていた。
ライブにおけるメンバー紹介で毎度お馴染み、『Dancin' コオロギ』で必ず使用されるギター。
岐阜県でギター工房FGクラフトガレッジを構える藤井徹氏が製作した共鳴弦ギター、シンパストのガネイシア。アメリカの製作家フレッド・カールソンが考案したシンピタールの構造を基本に、独自のデザインで仕上げられている。通常の6弦ギターと同じように弾けるのだが、ネックの中を12本の弦が通っており、それらが共鳴してシタールのような音色になるという代物。共鳴弦のチューニングは通常半音ずつの並びですべての音に反応するのだが、押尾はDADGADチューニングで沖縄音階の「星砂 〜金色に輝く砂浜〜」で使用したため、そこで出てくる音に合わせたという。バックには共鳴弦を換えられるように取りはずし可能なフタが付けられている。ちなみに本器は2号機で録音で使用されたのはプロトタイプ。本器にはライブ対応のため、MファクトリーPUシステムを搭載。通常のサンライズ・マグネティックPUとのハイブリッドではなくコンタクトマイクのみだ。
「ドラマティック・ライブ」の頃、ライブではよく登場したギター。
アメリカ・ヴァージニア州で、1930年代の Martin を再現したモデルを中心に製作するルシアー Jim Merrill 氏の手によるギター。使用頻度は少なめ。
2008年のアルバムツアーから使用し始めたと思われるご存知国産メーカー YAMAHA のギター。YAMAHA がこれまで培ってきたアコースティックギター製作技術を総動員して作り上げた逸品。ちなみに受注生産品で希望小売価格は何と1,575,000円(税込)です!
DVD『COLOR of LIFE -movies-』の隠しトラックにて確認できるウクレレ。このウクレレによる「Small Blue Ocean」の演奏は圧巻。
ギターに取り付けられたコンタクトマイクとマグネットマイクで拾った音声信号はそれぞれ独立したプリアンプを経て Control Mixer に送られる。2種類の音声信号は Control Mixer でゲイン調整・トーンコントロールを行なった後ミックスアウトできる。また同時に、2種類の音声信号をそれぞれ独立して無加工のままアウトプットすることもできる。
4本のマイクサウンド及びラインサウンドをミックスしている。そして…
⇒ ZOOM 9200!!
このコーラス及びリバーブは押尾サウンドのキモで、レコーディング・ライブ共に使用されている。
ワイアレス時は、NEVE PREAMP の代わりにストラップに付けた「小型 M-Factory」を使用している。そして…