今年2回目のライブ体験となる『押尾コータロー アコースティックギターコンサート 2007』へ嫁さんと二人で行ってまいりました。前回の『押尾コータロー コンサートツアー2007 "COLOR of LIFE"』はアルバム発売直後のツアーということで、アルバム『COLOR of LIFE』からの選曲が大部分を占めていましたが今回はどうなんだろう? ちょっと楽しみだな…
会場は大阪・河内長野市にあるラブリーホール。よくこんな場所まで来てくれますね、コータローちゃん。あんたはエライ。
席は1階の若干後ろの方でしたが、ホール自体がそれほど大きくない(1〜2階合わせて1,308席)から充分見えました。前回は最前列で嬉しかったんですが、今回はちょうどホールの真ん中くらいでホール全体の音の鳴りを確認できたので、そういう意味では良かったかな。では以降、トピックスで…
河内長野の皆さ〜ん、こんばんは〜♪ 会いたかったよ〜!! 1曲目は『翼 〜you are the HERO〜』。ワン、ツー、ワンツースリー!!…
…うん? あれっ? スピーカーの調子が悪いんじゃないか? 音が途切れてるよ。おいおい最初からどうなってるんだ?…
…もう一度最初から (^^ゞ…河内長野の皆さ〜ん、こんばんは〜♪ 会いたかったよ〜!! 初めて会ったとは思えません(笑)…1曲目は『翼 〜you are the HERO〜』。ワン、ツー、ワンツースリー! ジャッ!! ジャーン!!
あらー、コータローちゃん、のっけからしくじったのねw。プロでもこういうことがあるんやなあ。でも一気に会場が和やかなムードに包まれましたよね (^^♪
2曲目は『オアシス』。これは本日のベスト演奏だったと思います(嫁さんもそう言ってました)。まずサウンドが最高に美しかった。ギターは確かグレーベンのカッタウェイが入ったやつだったと思います。音を紡ぐというのは正にああいうことを言うのでしょう。究極のアコースティックサウンドでしたね。涙腺が緩む緩む…コピーしたくなったな。
3曲目『Destiny』。長めのインプロヴィゼーションから本編へ。この曲、CD で聴いている分にはあまり印象に残っていなかったのですが、今日聴いてすごく好きになりました。スパニッシュな雰囲気がいいですねぇ。
5曲目『Red Shoes Dance』。ギターはもちろん GIBSON L-1 です。かなり自由度の高い演奏で、途中『河内長野ブルース』になって「カ・ワ・チ・ナ・ガ・ノ」の6連譜を声とギターでユニゾンしてました(笑)。更に『ベンチャーズメドレー』へ突入!! 暑い夏の日の清涼剤になってくれましたね〜。
6曲目『黄昏』。これも GIBSON L-1 で演奏されたのですが、その枯れたサウンドがメロディと非常にマッチしているなぁと感じました。GIBSON L-1、弾きたいなあ。欲しいなあ(笑)
7曲目『Merry Christmas Mr. Lawrence』。この曲を演奏している時のコータローちゃんのオーラは普段のそれとは少し異質だと感じるのは私だけでしょうか。前回のライブでも同じことを感じたし。今回も本当に素晴らしいサウンドと演奏を堪能できました。別世界へ飛んで行きそう…
8曲目は DVD 『コンサートツアー 2007 "COLOR of LIFE"』の Bonus Track に収録されていた曲、『TREASURE』。そうです、あの各会場でのウェーブシーンを集めた映像のバックに流れていた曲です。もちろん初めて生で聴いたんですが、これ、いい曲ですねぇ。結構速めの曲だと思うんですけど、非常に丁寧に弾いていたのが印象的でした。耳コピ意欲が湧いてきましたねw
10曲目はお馴染み『Dancin' コオロギ』。もちろん客席へ降りてきてくれました。ベーシスト 押尾コータローは2階も隅々まで回ってたんじゃないかな。嫁さんは、コータローちゃんがすぐそばまで来てくれたのでとっても喜んでました。今日の1つの目的は果たせたと言えるでしょう (^^♪
締めくくりは『Brilliant Road』、そして『HARD RAIN』。このあたりはもう定番ですよね…
当然アンコール。1発目は『Big Blue Ocean』。今日もウェーブしましたぁ♪ で、気づいたんですけど、コータローちゃんの「ワン、ツー、スリー、フォー!!」の掛け声と同時に立ち上がっている端から4列目の人って絶対いますよね(笑) どうしてそんなに慌てるのだろう? 遅れをとるのが怖いからなのかな…隣の人が立ち上がってからで充分間に合いますよ (^^♪
アンコール2発目。カッタウェイの入ったグレーベンを持っていたので、
おー、これは『Indigo Love』だ。間違いないっ!!
前回のライブでもそうだったしね。今日も聴けるのかぁ(涙)…と思っていたのですが…突然、タチの悪い南大阪のおっさんwが大声で叫んだのです。
『ボレロ』 やってぇ〜!!
2回くらい叫んだかなぁ。コータローちゃんもやや困った様子で…
私は「オープンチューニングを駆使するギタリスト」ということであちこちで紹介されておりまして…曲ごとにチューニングが異なるわけです。今日このアンコールで聴いてもらおうと準備していた曲があるんですけど…
と言いながら ジャラーン♪ とコータローちゃんがギターを弾いたのを私は聴き逃しませんでした。
うっ、これはスタンダードチューニングだ…ということは、やっぱり『Indigo Love』だ!!
しかしながら、おっさんがまだ叫んでいます。
『ボレロ』 やってぇ〜!!
おいお前、ええかげんにせえよ…ところが、コータローちゃんが
どうしても『ボレロ』をやらなければならないでしょうか…
と言うと、何故か満場の拍手。うそー!! そんな馬鹿な…
しかし、ここで私は信じられない光景を目撃しました。何とその場でコータローちゃんがチューニングを変更し始めたのです。ステージの上でですよ!! ほんの数十秒でチューニング完了。
それでは心を込めて、『ボレロ』、聴いてください。
マ、マジ? でもこの『ボレロ』が非常に良かった。素晴らしい展開、格調の高さ、これぞ押尾節ですね。でも『Indigo Love』も聴きたかったなぁ(嫁さんも激しく同意してました)…そんなこんなで、今日のコンサートは終了しました。
ホントあっという間に終わっちゃいましたね。時間にしたらアンコールも含めて2時間10分くらいだったかな。コータローちゃんのライブにしてはやや短目だったかも。でも今日はいろんな曲が聴けて Very Happy でした。
Tシャツを売っているのなら買おうかなと思っていたのだけどw、売っていないようだったから会場を後にしました。地元まで帰り、駅前に新しく出来た飲み屋さんで嫁さんと二人で晩飯食って帰りました。
それにしても、コータローちゃんがチューニングしているところを見られるとはラッキーでした(爆) 来年もラブリーホールに来てくれるそうです。絶対行くぜ!!